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新幹線の「グランクラス」ってどんなサービス?気になる料金差は?

新幹線の豆知識
この記事は約8分で読めます。

東北新幹線や北陸新幹線に見られる「グランクラス」。

新幹線でありながら、飛行機のファーストクラスのようなサービスが展開されているということですが、その分高い料金設定がされているので、利用するか迷っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、グランクラスとはどんなサービスなのか、料金はどうなるのかなどを徹底解説します!

グランクラスってどんな列車?グリーン車とどう違う?

グランクラスの列車にはこんなマークがついています。

グランクラスとは、新幹線において最上級のサービスが受けられる、1本の列車につきたった18席しかないサービスです。

公式サイトでも「すべてのお客様に行き届いたサービスを提供するためにあえて18席にしている」とうたっている通り、今までの新幹線のイメージを覆すような様々なサービスが受けられます。

しかし、すべてのグランクラスで同じサービスが行われているわけではありません。
大きく分けて、「飲料・軽食サービスありの列車」「シートのみの営業の列車」になります。

同じ種別の列車でも、時間帯や運転日によってはグランクラスのサービスが異なる可能性があるため、予約前に確認が必要です。

グリーン車は普通車より快適な2・2列のシートと、ブランケットの貸し出しなどのサービスが受けられる分、特急料金に5000円前後の追加料金が発生します。
「飲料・軽食サービスあり」のグランクラスは、グリーン料金に更に5000円程度の追加料金で、飛行機のビジネスクラス並みのシートにアメニティや軽食・飲料のサービスが付きます。
グランクラスはそのサービス内容から、列車に乗ること自体が旅の目的になるケースがグリーン車よりも多いと思われます。

グランクラスがある列車

グランクラスが営業されている列車をピックアップしました。

基本的にE5/H5系、E7/W7系で編成されている列車のみが該当しています。

また、飲料・軽食サービスの有無で項目を分けています。

飲料・軽食サービスありの列車

アテンダントが乗車する「飲料・軽食サービスあり」の列車は、時刻表ではグランクラスマークが黒く塗りつぶされた表示になっています。

  • 北海道新幹線のほとんどの「はやぶさ」「はやて」
  • 東北新幹線の一部の「やまびこ」
  • 北陸新幹線「かがやき」
  • 北陸新幹線のほとんどの「はくたか」
グランクラスの有無やサービスの種類は、JR北海道が提供している時刻表でご確認いただけます。
乗車日と方向を選べば、全列車の時刻と編成が表示されます。
JR北海道の時刻表はこちら

シートのみ(飲料・軽食サービスなし)の列車

シートのみで営業している列車は、アテンダントが乗車しないため飲料・軽食サービスが受けられません。
時刻表では、グランクラスマークが白抜きの状態で表示されています。

  • 北海道新幹線のごく一部の「はやぶさ」「はやて」
  • 東北新幹線の一部の「やまびこ」
  • 東北新幹線「なすの」
  • 北陸新幹線の運転区間が短い「はくたか」
  • 北陸新幹線「あさま」
  • 上越新幹線の一部の「とき」「たにがわ」
グランクラスの有無やサービスの種類は、JR北海道が提供している時刻表でご確認いただけます。
乗車日と方向を選べば、全列車の時刻と編成が表示されます。
JR北海道の時刻表はこちら

グランクラスのサービスは?

グランクラスでは、様々なサービスが受けられます。

ただし、上記の「飲料・軽食サービス」の受けられない列車では受けられるサービスがかなり減ってしまいます。
この項では、全列車で受けられるサービスを◇、飲料・軽食サービスありの列車のみで受けられるサービスを◆で表示しています。

◇快適な座席

グランクラスのシートは、「本当にこれが新幹線!?」と思えるほど高性能です。

約45度も倒れるリクライニング、隣席との間にあるパーテーション、読書灯やコンセントなど、飛行機のビジネスクラスに匹敵する設備が揃っています。

◇特別なアメニティがある

グリーン車でもブランケットの貸し出しやおしぼりのサービスがありましたが、グランクラスのアメニティは本当に格別です。

ブランケットはもちろん、スリッパや靴ベラ、アイマスクなどが利用でき、ブランケット以外は持ち帰ることも可能です!

ただし、飲料・軽食なしのグランクラスでは靴ベラとアイマスクのサービスはないため、注意が必要です。

◆グランクラス専任アテンダントがいる

「飲料・軽食サービス」のあるグランクラスには、普通車やグリーン車の車内販売のアテンダントではなく、グランクラス専任のアテンダントが配属されています。

後述の軽食などを提供してもらえるほか、車内販売のある列車であれば、車内販売品の購入もできます。

◆季節の軽食サービス

季節に応じた軽食が提供されます。

グランクラスの軽食を監修している日本料理「一凛」店主の橋本氏は、鉄道の旅の醍醐味として「目的地まで様々な風景が駆け抜けていくこと」を挙げています。
車窓から見える景色が移り変わっていくようなイメージで作られたこの軽食を、実際の車窓を見ながらゆっくりといただけるのは良いですね。

東京方面ゆきと東北・北海道方面ゆき、北陸方面ゆきでメニューが変わるので、往復で利用してみたくなりますね。

グランクラスの軽食メニューは2019年の4月にリニューアルされています。
以前は和食、洋食(サンドイッチ)を選べましたが、リニューアル後洋食は選べなくなっています。

◆フリードリンクサービス

ソフトドリンクだけでなく、ビールや日本酒、ワインなどのアルコールが飲み放題になります。

なんと、日本酒やワインはプロのソムリエが選んだ国産の地酒です。
これが飲み放題になるのはすごいですね。

しかも、これらのドリンクと合わせたくなるつまみや季節の茶菓子なども用意されています。

ドリンク、つまみ類は共に品切れになることもあるのでご了承ください。

グランクラスの料金はどうなる?

グランクラスの料金は、新幹線に乗るときにかかる「運賃」「特急料金」に加えて、「グランクラス料金」がかかります。

グランクラス料金は移動する距離によって変わってきますが、グリーン車を利用したときに比べてだいたい5000円ほど高くなります。
グランクラスがいかに贅沢なサービスかというのがわかりますね。

ただし、「はやぶさ」でJR東日本〜JR北海道を乗り通す場合や、「かがやき」「はくたか」でJR東日本〜JR西日本を乗り通す場合は料金が跳ね上がりますので、コスパよく利用するのであれば乗車区間をJR東日本エリアのみにすることをオススメします。

なお、飲料・軽食サービスのないグランクラスでは、料金が安めに設定されています。
「あの座席に一度でも座ってみたい!」という人にはオススメです。

グランクラスをコスパよく利用するなら東北新幹線「やまびこ」で!

グランクラスを目的に旅行をするなら、やっぱりコスパよく利用したいですよね。

少しでも長く、コスパよくグランクラスのサービスを堪能したいのであれば、東京〜盛岡間を運行している東北新幹線「やまびこ」がオススメ。

理由は、やまびこは速達型のはやぶさよりも停車駅が多く、かつ特急料金も少し安くなっているためです。

特にはやぶさは北海道新幹線の区間に入ると料金が跳ね上がり(東京〜新函館北斗間で38,280円!)、乗車時間が4時間を超えるとはいえ非常に割高に感じてしまいます。

対するやまびこは、東京〜盛岡間で22,330円。
乗車時間3時間20分で飲食・軽食サービスもあると考えると、かなりコスパはいいのではないでしょうか。

なお、同じやまびこでも東京〜仙台間のやまびこはシートのみの営業になります。
たまに東京〜盛岡間でもグランクラスの営業がない列車があるので、ご予約の際にはお気をつけください。

グランクラスの予約方法は?

グランクラスの予約も、他の新幹線と同じ方法で予約できます。

新幹線予約サイトきっぷるでも予約することが可能ですので、ぜひご利用ください。

グランクラスのラウンジって?

公式サイトでは触れられていないのですが、グランクラスの利用者には東京駅の「ビューゴールドラウンジ」が利用できる特権があります。

ビューゴールドラウンジはJR東日本のクレジットカード「ビューカード」のゴールドカードを持っていて、当日の東京駅発のグリーン車に乗車する人のみが利用できる施設です。

場所は八重洲中央口の真ん前で、営業時間は午前8時〜午後6時となっています。

しかし、実は「ビューカード」のゴールドカードを持っていなくても、当日の東京駅発のグランクラスの乗車券を持っていれば利用できるのです。

なお、このラウンジは改札外にあります。
別の駅Aから在来線で東京に行って、そのまま続けてグランクラスに乗車して駅Bに向かう場合、駅Aから駅B間の乗車券を購入してしまうと改札外に出ることができないため、ラウンジを利用することができなくなってしまいます
駅員さんに相談すれば一時的に改札外に出ることは可能といわれていますが、できれば乗車券は駅A〜東京、東京〜駅Bと分けて持っておきたいですね。

利用できるのは乗車する列車の90分前で、もしその列車に遅延があっても列車の発車時刻までしか利用できない点も注意が必要です。

まとめ

グランクラスは非常に充実したサービスが受けられる列車でした。
新幹線の旅の醍醐味であった車内販売が減っていく中、グランクラスで思い出を作るのもいいのではないでしょうか。

筆者の住む関西方面ではグランクラスがみられないためあまり馴染みがありませんが、東北や上越方面に行くときは一度は乗ってみたいものです。

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