東北新幹線は東京から新青森を、北海道新幹線は新青森から新函館北斗を結ぶ新幹線です。
東北新幹線はJR東日本が、北海道新幹線はJR北海道が運営しています。
東北・北海道新幹線はグリーン車を超えるサービスを受けられるグランクラスや、新幹線の連結が 唯一見られることが魅力となっています。
今や東京から北海道まで陸路で行けるようになった、そんな東北・北海道新幹線の予約方法や空席を調べる方法などを大紹介します!
東北新幹線で見られる連結・切り離し作業についての詳しい解説や、グランクラスの詳細はこちらの記事をご覧ください。
東北新幹線と北海道新幹線の駅は?
東北新幹線と北海道新幹線の駅は、
- 東京(とうきょう)
- 上野(うえの)
- 大宮(おおみや)
- 小山(おやま)
- 宇都宮(うつのみや)
- 那須塩原(なすしおばら)
- 新白河(しんしらかわ)
- 郡山(こおりやま)
- 福島(ふくしま)
- 白石蔵王(しろいしざおう)
- 仙台(せんだい)
- 吉川(ふるかわ)
- くりこま高原(くりこまこうげん)
- 一ノ関(いちのせき)
- 水沢江刺(みずさわえさし)
- 北上(きたかみ)
- 新花巻(しんはなまき)
- 盛岡(もりおか)
- いわて沼宮内(いわてぬまくない)
- 二戸(にのへ)
- 八戸(はちのへ)
- 七戸十和田(しちのへとわだ)
- 新青森(しんあおもり)
- 奥津軽いまべつ(おくつがるいまべつ)
- 木古内(きこない)
- 新函館北斗(しんはこだてほくと)
です。
東北新幹線は東京〜新青森の23駅となります。
新青森〜新函館北斗は北海道新幹線の路線で、4駅が該当します。
太字は主要駅で、ほとんどの列車が停車します。
また、盛岡では秋田新幹線と分岐し、はやぶさとこまちの連結・切り離し作業が見られます。
福島では山形新幹線と分岐し、やまびことつばさの連結・切り離し作業が見られます。
秋田新幹線、山形新幹線の詳細は別記事にて!
東北新幹線や北海道新幹線の時刻表が知りたい!
東北新幹線や北海道新幹線の時刻を確認する方法は3つあります。
- 新幹線予約サイトきっぷるの空席照会画面で確認する
- JR北海道の公式サイトで確認する
- JR東日本の公式サイトで確認する(JR東日本の区間のみ)
次は、それぞれサイトの利用方法について解説します。
新幹線予約サイトきっぷるの空席照会画面で確認する
新幹線予約サイトきっぷるでは、利用路線と利用駅、日時を入力すれば、簡単に新幹線の時刻を調べることができます。
時刻を調べるだけでなく、空席があればそのまま予約することも可能です!
ただし、時刻を調べられるのは予約可能な1ヶ月先までとなります。
JR北海道の公式サイトで確認する
JR北海道の公式の時刻表は、東北・北海道新幹線のすべての区間の時刻表を一気に確認することができます。
上のリンクからサイトに遷移し、調べたい日時と方向(下りは東京発)を選ぶだけでOKです。
この時刻表ではグランクラスの有無も調べることができますが、東北方面のすべての新幹線を同時に表示している関係で見辛さを感じられるかもしれません。
特にスマホで検索する場合は、操作が 少し難しくなっています。
JR東日本公式サイトで確認する
JR東日本公式サイトは、東北新幹線の区間(東京駅~新青森駅)のみの時刻表を調べる場合にオススメです。
- 「路線・都県・五十音から検索」または「路線図から検索」で調べたい駅を検索
- 調べたい方面の「平日」か「土日・休日」を選ぶ
- 停車駅・運転日を調べたい場合は、調べたい列車の時刻をクリック
3の停車駅のページには、設備や車内販売の有無なども掲載されています。
特定特急券が利用できる列車は、備考欄に表示されているので要チェックです。
東北新幹線や北海道新幹線の予約はいつからできる?
東北・北海道新幹線に限らず、新幹線の予約は乗車日の1ヶ月前の朝10時から、みどりの窓口・インターネット同時に始まります。
予約可能になる1ヶ月前というのは、基本的に1ヶ月前の同日のことを指します。
例えば3月20日乗車の場合は2月20日、7月30日乗車の場合は6月30日となります。
注意しなければならないのは、5月31日などの1ヶ月前に同日がない場合です。
その場合は前月の30日ではなく、当月の1日に予約が始まります。
5月31日が乗車日の場合は、5月1日に予約が開始されます。
年末年始やゴールデンウィーク、お盆などの繁忙期には、予約開始当日に7割以上の座席が埋まることもありますので、長期休暇時期に新幹線を利用する場合はなるべく予約開始日にご予約されることをオススメします。
なお、新幹線予約サイトきっぷるでは、システムの都合上、乗車日の1ヶ月前の11時からご予約の受付を開始いたしますので、お間違えのないようご注意ください。
東北新幹線や北海道新幹線の空席の位置を調べる方法は?
新幹線予約サイトきっぷるでは、列車の空席有無は調べられますが、その空席の座席位置を調べることはできません。
東北・北海道新幹線の空席の座席位置を調べたい場合は、JR東日本が提供するえきねっとというサービスをご利用ください。
えきねっとを利用するためには、会員登録が必要となります。
クレジットカード等を登録する必要はありませんが、会員登録して予約画面まで進まないと空席を調べることはできないため、少し面倒に感じてしまうかもしれません。
東北・北海道新幹線の主な予約方法
次にご紹介するのは、東北・北海道新幹線の主な予約方法です。
「チケットをどこで購入すれば良いのかわからない」とお悩みの方は、ぜひご参考ください。
東北・北海道新幹線の駅(みどりの窓口)で予約
東北新幹線や北海道新幹線のきっぷは、みどりの窓口または駅に設置された指定席券売機で購入することができます。
みどりの窓口や指定席券売機で購入する方法が最も一般的となるため、利用者も多く、待ち列に並ぶことになることも。
とはいえ、みどりの窓口なら受付係員に新幹線について質問をしながら購入することもできますので、初めて新幹線を利用する方にはオススメしたい方法となります。
インターネットで予約
東北・北海道新幹線のきっぷをJR公式のインターネットサービスで予約したい場合は、えきねっとを利用することになります。
交通系ICカードかモバイルSuicaがあれば、新幹線eチケットというサービスで、新幹線にチケットレスで乗車できます。
しかし、通常のきっぷを利用する場合は、インターネットで予約してもわざわざ窓口まできっぷを受け取りに行かなければなりません。
えきねっとはクレジットカード決済しか利用できないので、クレジットカードを持っていない場合はどちらの方法も利用できません…
もちろんクレジットカードでもOKで、他には銀行振込やコンビニ決済など、様々なお支払い方法を揃えております。ぜひご利用ください。
東北新幹線や北海道新幹線の料金は?
新幹線を利用する際は、「乗車券」と「特急券」を購入しなければなりません。
「乗車券」は「運賃」のことで、在来線と同じく移動する距離を元に算出されています。
そのため、乗車距離が長くなればなるほど、乗車券の料金は高くなります。
「特急券」は「特急料金」のことで、新幹線を利用することで在来線よりも早く目的地に到着できたり、指定席を利用できたりといったサービスに対して支払う料金となります。
グリーン車を利用する場合は、指定席特急券に加えてグリーン料金がかかり、グランクラスを利用する場合は、指定席特急券に加えてグランクラス料金がかかります。
支払うべき金額や子供料金の計算方法などは当サイトでも紹介していますので、そちらもご参考ください。
東北新幹線や北海道新幹線でWiFiは使える?
東北・北海道新幹線では、一部の車両(E2系)以外は無料WiFiサービスが展開されています。
E5系やE6系、E3系、H5系は全てWiFiの設置が終わっています。
列車種別ごとに見てみると、
- はやぶさ、はやて、一部のやまびこ、なすのはE5系、またはH5系は全ての列車でWiFiが利用可能
- やまびこ、なすのは旧型車両であるE2系が多く、WiFiが未設置であることが多い
となっています。
東北新幹線や北海道新幹線のWiFiの使い方
- ネットワーク一覧から、SSID「JR-EAST_FREE_Wi-Fi」を選択
- メールアドレスで認証
1回の接続時間は3時間で、1日に何度でもご利用できます。
東北新幹線、北海道新幹線共に同じです。
東北新幹線や北海道新幹線で車内販売は利用できる?
2023年現在、東京⇔新青森間の「はやぶさ」のみ車内販売を行っております。北海道新幹線区間(新青森⇔新函館北斗)および「はやて」「やまびこ」「なすの」では車内販売は行われておりません。
なお、お弁当やサンドウィッチなどの販売はなく、飲み物やお菓子、おつまみ等に限られているので、お土産や駅弁を買いたい場合は事前に買ってから乗車するようにしましょう。
お支払い方法は現金の他、クレジットカードや交通系ICカードでもお支払いは可能です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
東北方面の新幹線は種類が非常に豊富なので、予約方法がわかったら「どの列車に乗るのがいいんだろう?」と思った方も多いのではないでしょうか。
当サイトでは、列車ごとの情報を徹底的に比較する記事も公開していますので、こちらもぜひご覧ください!