新幹線豊橋駅は、愛知県東部の交通拠点として位置付けられる豊橋の中心に立地する駅です。
JRだけでなく名鉄や路面電車も乗り入れるため、のぞみが停車しない駅の中でもかなり規模の大きい方です。
今回は新幹線豊橋駅の乗り換え情報や時刻表、新幹線撮影の情報をご紹介します!
新幹線豊橋駅には「ひかり」は停車する?
豊橋駅は最速達の「のぞみ」が停車しない駅です。
では、「ひかり」はどうでしょう?
実は豊橋駅を通過する「ひかり」は多く、上り・下りともに2時間に1本程度しか停車しません。
また、山陽新幹線の岡山駅や広島駅まで乗り入れる「ひかり」は、すべて豊橋駅を通過します。
上り東京行きは6時台に2本と8時から20時の偶数時51分で最終となり、下り新大阪行きは7時台に1本と9時から19時の奇数時54分で最終となります。
23時台に2本の「ひかり」が来ますが、どちらも名古屋止まりなのでご注意ください。
なお、日中の上り東京行きの「ひかり」は豊橋を出ると新横浜までノンストップで走るので非常に便利なのですが、下り新大阪行きの「ひかり」は三河安城を除く全ての駅に停車するため、実はこだまを使うのと10分程度しか差がありません。
豊橋駅に停車する「ひかり」のダイヤは、よくも悪くも関西〜名古屋の人にとって便利なものなんですね。
豊橋駅で新幹線を撮影しよう!
豊橋駅は、新幹線の撮影場所として名前が上がる駅です。
豊橋駅の手前に勾配があり、それを下る新幹線のスピード感のある写真が撮れるといわれています。
東京方面から来る列車を撮るため、号車の大きい方寄りで撮ると上手くいきます。
また、豊橋駅は比較的低速(230km/hほど)で通過するため、カメラ初心者でも撮りやすいのではないでしょうか。
豊橋駅の新幹線ホーム(のりば)への行き方
豊橋駅の新幹線改札口は西口側の自由通路2階にあります。
どちら側から向かう場合も自由通路を通り、西口側の端から新幹線のりばに行けます。
豊橋駅はすべての線路が地上にあり、それを跨ぐように駅舎が設置されているため、改札も少ないです。
迷うことなく新幹線のりばに辿り着けるはずです。
豊橋駅における新幹線との乗り換えにかかる時間(目安)
公式による乗り換え標準時分は公開されていませんが、新幹線から在来線・名鉄名古屋本線への乗り換えは5分程度かかります。
豊橋駅の新幹線から各路線への乗り換え方
新幹線から飯田線・東海道本線に乗り換える場合
新幹線と在来線は少し離れた位置にホームが設置されていますが、乗り換えのルートは1つだけなので簡単です。
新幹線を下車したら新幹線のりかえ口を通り、真っ直ぐ通路を進みます。
新幹線改札口を通るときっぷが回収されて乗り換えできなくなってしまうため、必ずのりかえ口を通りましょう!
新幹線の乗り場に近い4〜8番ホームが東海道本線で、それを通り過ぎた奥の1・2・4番ホームが飯田線です。
新幹線から名鉄名古屋本線に乗り換える場合
名鉄線はJRと共同使用であるため、基本的には在来線の乗り換えと変わりません。
発着するホームは新幹線ホームからは遠めの3番ホーム固定となっています。
ただし、名鉄線のきっぷを持っていない場合は、3番ホームに降りてからきっぷを購入する必要があります。
名鉄線で交通系ICカードを利用する場合は、3番ホームにあるICのりかえ改札機にタッチしてから乗車しましょう。
JR線から名鉄線に乗り換える場合はピンクの改札機、名鉄線からJR線に乗り換える場合は水色の改札機を使います。
新幹線から豊橋鉄道に乗り換える場合
豊橋鉄道ののりばは東口側にあります。
新幹線を下車したら改札を出て、右折し自由通路を真っ直ぐ進みます。
市内線(路面電車)のりばへの行き方
市内線(路面電車)のりばへは、自由通路を真っ直ぐ抜けてペデストリアンデッキに出ます。
デッキにある「路面電車のりば」への階段を下りましょう。
渥美線のりばへの行き方
渥美線のりばへは、ペデストリアンデッキに出る手前に「豊橋鉄道渥美線」と書かれた案内表示があるので、右折し進めばOKです。
頭上にかなり大きな案内があるので、迷うことはないですよ。
豊橋駅発の新幹線の時刻表
豊橋駅からの新幹線の時刻表は、JR東海公式サイトまたはJRおでかけネットよりご確認いただけます。
JR東海の時刻表は読むのに慣れが必要な仕様なので、車両設備や表の見やすさという点でJRおでかけネットの方がオススメです。
豊橋駅からの各新幹線の料金
豊橋駅からの各新幹線の料金は、こちらの記事に記載しております。
豊橋駅の新幹線ホームの喫煙所
豊橋駅では、新幹線ホームの1号車付近に喫煙所が設置されています。
1号車というと名古屋・新大阪寄りなので、予約時に意識してみてはいかがでしょうか。
まとめ
豊橋駅は高架駅であることが主流な新幹線駅の中では珍しく橋上駅なので、高架から下ってくる新幹線が撮れるのはいいですね。
余談ですが、豊橋駅の西口は通称「西駅」と呼ばれます。
実は豊橋市には「西口」という地名が存在し、タクシーに乗車の際「西口まで」と言うと、駅の西口か必ず聞かれるそうです。
地元の人は豊橋駅の西口を利用するときは「西駅まで」と告げ、バス停の表示も「西駅前」となっているのです。
最初は「どういうこと?」と混乱するかもしれませんが、豊橋駅を利用する際には意識的に耳を傾けてみると楽しいかもしれませんよ。